ITベンチャーが次々と誕生した頃。都内の大学を卒業した私は、「これからの時代はインターネットの時代！」と強烈に思いました。学生の頃から、モデムの検証作業や通信関連施設へのインストール作業などのアルバイトもしていたので、大手企業よりベンチャー企業を就職先に選び、幸運にもIPOに立ち会うことができました。
一方で、祖父の時代に燃料販売の個人商店からスタートした家業は、時代の変化とともに楽器やレコードやCD、AV家電を扱う店を3店舗まで増やしていました。順調に推移していたCDや楽器、AV家電の販売もネット販売や大型量販店の進出などに押され、徐々に縮小するに至り、一方で扱い業種である電気通信工事業に重きをおきつつありました。そんな中、2005年に故郷へ戻りました。小売りから技術とソリューションで勝負する事業へと大きく舵を切り、「全従業員の物心両面の幸福を追求し、お客様並びに地域社会へ貢献する」という経営理念を掲げ、全力で立ち向かっております。
私が敬愛する大経営者である稲盛和夫氏の教えに助けられ、今の私と会社があると思っています。
CCS（Corporate Culture Standard）を策定し、また全従業員でフィロソフィ勉強会も行っています。 富士山の麓で、キラリと輝く技術と提案力のある企業になるために。
これからも、私たちは時代の変化の波に乗ってどんどん成長していきます。
